こんにちは、トレーナーのハタです。
今回の記事は、有益情報というよりこれからの季節、また減量をしているときに鶏肉を食べる時の注意喚起です。
また、鶏肉で食中毒にならないための対策と、もしなった時の対処法をお伝えします。
※この記事は、体験談をもとに書いています。
鶏肉に付着、カンピロバクター菌
鶏肉には、カンピロバクターという菌が付着しています。
このカンピロバクター菌で食中毒にかかると、筋トレどころか、日常生活もままならない腹痛、下痢、吐き気、頭痛に襲われます。
カンピロバクター菌は気温の高い環境を好むため、これからの時期は特に気をつけないといけません。
カンピロバクター菌の特徴
- スーパーの鶏肉の4〜6割に付着している
- 牛レバーにも付着している。
- 症状発症まで2〜7日ほど潜伏期間がある。
- 腹痛、下痢、吐き気、発熱、頭痛、倦怠感などの症状
- 5〜7日間症状が続く
ちなみに私は、発症初日、過去経験のない腹痛に襲われました。
減量中は体の免疫力も低下しているため、重症化しやすいです。
鶏肉を食べるときは注意しましょう。
では、どのように注意すれは、カンピロバクターから逃れるのか!?
次の章で解説します。
鶏肉で食中毒にかからない予防策
結論から言います。しっかりと加熱して鶏肉を食べることです。
目安は、鶏肉の中身まで、ピンク色から白くなるまで火を通してください。
また、生の鶏肉を触った手で調理器具を触ると、そこにも菌が付着して感染してしまいます。
調理中でも手洗いを欠かさず行うこと。
調理器具を洗ってから、食事をすることをオススメします。
ほか、気をつけるべき注意点をまとめます。
- 鶏肉を冷凍しても菌は死なない。
- 鶏肉の鮮度関係なく、菌が付着していると発症する。
- 卵にはカンピロバクター菌はいない。
- 加熱後、菌が死滅してから放置しても増殖はしない。
- 65℃以上で数分加熱すると死滅する。
- 生肉を触った手で他のものを触らない。
- 冷蔵庫内で吸気感染はしない。
カンピロバクター菌が手についたまま、知らず知らずのうちに他のものを触ってないですか?
本気で気をつけてください。
もし、腹痛など発症してしまったらどう対処するか?
次の章で解説します。
カンピロバクターにかかった時の対処法
もし、カンピロバクターにかかってしまったら。
次のように行動してください。
- 食中毒か、腸炎か見極める(耐えきれない痛みの場合病院へ)
- 初日は固形物を食べない。(腹痛と吐き気に襲われます)
- アクエリアスを飲む。(脱水症状を防ぐ)
- ひたすら寝る(体の免疫をあげましょう)
- 少し食欲が出てきたら、おかゆを食べる
- 薬を飲む(腸を整える薬ではなく、腹痛、下痢どめを飲む)
- 2日目にやっと食欲が戻ります。
- 5日間は症状が残ります(筋トレはやすみましょう)
症状が良くなっていくのは、かなりの長期戦です。
腹痛、お腹の違和感はなかなか治らないので、無理をすると余計治りが遅くなります。
飲む薬も見極める必要があります。
薬を飲まずに体内のものを出し切った方がいい場合もあるので、薬局のスタッフに聞いてから購入しましょう。
食べ物に困ったらおかゆがオススメです。
一人暮らしでも簡単に作れる、おかゆレシピ
- 200mlの水を沸騰させる
- だしの素を適量入れる(味見しながらお好みで)
- 醤油も適量入れる(大さじ1杯5g)
- 白米150gを入れる。
- 溶き卵を2個入れる
- かき混ぜたら完成
筋肉の分解を防ぐためにも、少しずつ食べてください。
まとめ
簡単にまとめます。
カンピロバクターの特徴
- 2〜7日の潜伏期間がある
- 発症後7日間は症状が続く
- 鶏肉の4〜6割に菌が付いている
- しっかり加熱することが大切
- 腹痛、下痢、発熱、頭痛の症状が出る
- 脱水しないようにアクエリアスを飲む
一度食中毒にかかるとその代償は大きいです。
筋トレもできない、食事を取れず筋肉は落ちる。
本格的にトレーニングを行っている人こそ、
食事の衛生管理は徹底して行うことをオススメします。