こんにちは、トレーナーのハタです。
玄米や、麦米がダイエットにいい!と聞いたことはありますよね。
もちろんダイエットに最適な米類です。
しかし、実はもち米もダイエットにオススメです。
もち米は、玄米や麦米のように味にクセがなく、食べやすいというメリットがあります。
また、玄米は胃腸の弱い方には消化する過程で、腸に負担をかけてしまうデメリットがありますが、もち米は、他の米類より消化しやすい構造になっています。
そんなダイエットに向いている、もち米を今回は詳しく解説して行きます。
もち米がダイエットに有効な理由
もち米には、白米、玄米にはない、独自のダイエットに有効な作用があります。
以下の通りです。
- 主成分がアミロペクチンで腹持ちがいい
- アミロペクチンは代謝を上げる作用がある
- ビタミンB1とカリウムが豊富
- パントテン酸が豊富で脂質、糖質を代謝しやすい
- 消化吸収の面で胃に優しい
詳しく解説して行きます。
主成分がアミロペクチンで腹持ちがいい
もち米に含まれるアミロペクチンはデンプンの一種です。
白米の主成分はアミロースで消化が素早く行われますが、このアミロペクチンは消化を抑制する働きがあり、腹持ちが良くなります。
アミロースがいくつも集まった塊が、アミノペクチンって感じです。
お餅がお腹にたまる感覚は、アミロースがたくさん重なりお腹の中にドンっと居座っている感じです。
アミロペクチンは代謝を上げる作用がある
アミロペクチンは熱を蓄える性質があります。
もち米を食べることで、体温が上がり、代謝機能を向上させます。
消化する際にでる、食事誘発性熱産生も増すことから、ダイエット効果が期待できます。
※食事誘発性熱産生=食事の際に、腸が活発になり腸の動きによって体温が上昇すること。
ビタミンB1とカリウムが豊富
普通の白米より、ビタミンB1が多く、糖質の代謝を促進してくれます。
また、カリウムも豊富で、むくみの対策としても期待できます。
パントテン酸が豊富で脂質、糖質を代謝しやすい
上記の通りです。もち米を食べることでパントテン酸が、脂質、糖質の代謝を促進してくれます。
パントテン酸は人間がエネルギーを作り出す際に、作用する栄養素です。
パントテン酸が体内に豊富にあると、効率よくエネルギーを作り出せます。
消化吸収の面で胃に優しい
玄米と違い、腸で完全に消化吸収できます。
また、噛みごたえもあり、しっかりと咀嚼する習慣がつき、腸で分解されやすいです。
以上が、もち米がダイエットにオススメな理由です。
ただ気をつけないといけない点もあります。
次の章で述べます。
もち米とその他、米類比較
もち米は、白米や玄米より100gあたりで換算すると、ほんの少しカロリーが多いです。
もち米は水分をあまり含まないため、質量が多くなるからです。
もち米の食べる量には気をつけましょう。
炊いたお米のカロリー
- 白米100gのカロリー:168 kcal
- 玄米100gのカロリー:165kcal
- もち米100gのカロリー:202 kcal
各お米の栄養素
- 白米100g:(ビタミンB1:0.02mg,パントテン酸0.25mg,カリウム46mg)
- 玄米100g(ビタミンB1:0.16mg,パントテン酸0.65mg,カリウム95mg)
- もち米100g(ビタミンB1:0.05mg,パントテン酸0.57mg,カリウム66mg)
(※カロリーslim参照)
もち米の炊き方、食べ方
実は、普通の白米と同じ炊き方で大丈夫です。
ただ、白米より水分を吸収しないため、水は少なめに入れるのがオススメです。
もち米の炊き方
- もち米をとぐ(3回ほど)
- もち米150gに対して180mlが一般的(少なめがオススメ)
- 白米炊きボタンで普通に炊飯
- 炊き上がったら混ぜて完成
もち米は食べ応えがあるので、少量をちょこちょこ食べるのがオススメです。
個人的に、卵料理との相性がいいです。
あと、もち米は普通の白米よりも安いです!
お財布にも優しいので、オススメです。
まとめ
もち米は、ダイエットに適している食べ物です。
タイ米や、玄米も、もちろんダイエットに適しています。
食事もトレーニングと同じで、マンネリ化はダイエットの妨げになる可能性があります。
食べるお米の種類を、変えるだけでもいい変化になります。
それぞれ違ったメリットがあるので、時より主食米を変えたり変化をつけて、ダイエットが飽きないよう工夫の手段として、もち米を活用してください。