コンテストで入賞するためのトレーニングメニュー【フィジーク編】

こんにちは、トレーナーのハタです。

今回は、フィジークコンテストで入賞するための5分割トレーニングメニューを紹介します。

私が行っていたメニューです。

週5日トレーニングを行い、1日に1部位または2部位をこなしていきます。

来年コンテストに出場しようと考えている方は参考にしてください。

  • 記事の著者
  • JBBFメンズフィジーク東日本大会6位
  • JBBFメンズフィジーク石川県オープン大会3位
  • 2019年オールジャパン出場

5分割トレーニングメニュー解説

今回紹介するメニューは、実際に私が行っていたメニューで、一応コンテスト入賞歴があるので参考になるかと思います。

トレーニングメニューの基本

各部位のメニューを紹介する前に、前提を紹介します。

  • 限界レップまで行う
  • 時間は長くても1時間30分以内でトレーニングを終える
  • プロテイン、クレアチンは必ず飲む
  • 3週間に1度は、各部位低重量のトレーニングを混ぜる
    (いつも100kgを8回なら、80kgを12回のような感じ)
  • 体が疲労を感じたら1週間のうち、1日はどこかで休む

この条件で、5分割のメニューを行ってください。

各部位分割のスケジュール

  • 胸トレ(1日目)
  • 背中トレ(2日目)
  • 脚トレ(3日目)
  • 肩トレ(4日目)
  • 腕トレ(5日目)

それでは、順に各部位のトレーニングを解説していきます。

胸のトレーニング(1日目)

トレーニングメニュー

  • ベンチプレスorスミスマシンベンチプレス
  • スミスマシンインクラインプレスorダンベルインクラインプレス
  • ダンベルプレス
  • ダンベルフライ
  • ケーブルクロスオーバー

各メニューは、基本限界まで頑張る。

私の場合のレップ数とインターバル

  • ベンチプレス10回4セット(インターバル3分)
    3、4セット目は7〜8レップになります。
  • スミスマシンインクラインプレス10回3セット(インターバル3分)
    11回できるようであれば、重さを上げていきます。
  • ダンベルプレス10回3セット(インターバル3分)
    3セット目が6回以下になるようであれば、重さを下げていく。
  • ダンベルフライ10回3セット(インターバル3分)
    10回狙いますが、だいたい8回で潰れます。
  • ケーブルクロスオーバー20回3セット(インターバル1分)
    テンポよく行える重さに設置します。

以上が胸のトレーニングです。

インターバルを長めにとり、1セットの筋出力を落とさないようにするのがポイントです。

背中のトレーニング(2日目)

トレーニングメニュー

  • チンニング
  • ラットプルダウン
  • ラットプルダウンナローグリップ
  • ワンハンドダンベルロウorワンハンドプーリーロウ
  • ケーブルマシンで一番下からロウ(広背筋下部狙い)

各メニューは、基本限界まで頑張る。
※ネガティブ…重りが体から遠ざかっていくときに耐えること

私の場合のレップ数とインターバル

  • チンニング10回4セット(インターバル3分)
    加重して行い、7回で潰れたら、ジャンプしてネガティブをかけて3回行う
  • ラットプルダウン15回(インターバル3分)
    12回目ぐらいから、最後まで引けなくなるが、15回粘る
  • ラットプルナローグリップ15回3セット(インナーバル2分)
    グリップを狭くして、広背筋中部を狙う。(厚み強化)
  • ワンハンドロー12回3セット(インターバル2分)
    収縮を意識して丁寧に行う。ネガティブを長めにかける。
  • ケーブルマシンで下から引っ張る15回3セット(インターバル2分)
    デットリフトの要領で、ケーブルマシンを用いて行う。

デッドリフトは、月に1回チンニングのメニューの箇所に入れたりします。

しかしトップサイドで行います。(膝の高さぐらいから)

背中の筋肉も胸同様にパワーを意識しますが、胸より効かせるのが難しいので、少し高レップのセットも取り入れ、効かせる意識も強く持つのがポイントです。

脚のトレーニング(3日目)

トレーニングメニュー

  • スクワット
  • レッグエクステンション
  • シーシースクワット
  • レッグカール
  • アダクション
  • アブダクション
  • 余裕があればレッグプレス

脚は高ボリュウムトレーニングです。

しかしパワー重視はスクワットだけで、あとのトレーニングは丁寧に行います。

私の場合のレップ数とインターバル

  • スクワット5回3セット+12回1セット(インターバル3分)
    3セットはマックスパワーを意識し、ラスト1セットは可動域マックスで行う
  • レッグエクステンション15回4セット(インターバル2分)
    10回ギリギリの重さ設定で、残り5回はチーティングで上げ切る
  • シーシースクワット15回4セット(インターバル2分)
    10回は極端に膝を出して行い、残り5回は垂直にスクワットをする
  • レッグカール12回4セット(インターバル2分)
    10回ギリギリの重さで設定し、残り2回は自分で補助しながら行う
  • アダクション15回〜20回3セット(インターバル2分)
    15回限界で行い、残り5回は体力の続く限り自力サポートで行う。
  • アブダクションは、アダクション同様に行う
  • レッグプレス50回2セット(インターバル3分)
    50回ギリギリの重さに設定。後半上がらなくなるので、手で膝を押すのはOK

脚トレは気合が必要です。

フィジークは脚が評価基準に入ってないので、ここまで追い込まなくてもいいです。

しかし、脚の発達は上半身強化にも繋がるので、追い込めれば理想です。

脚トレの次の日をオフにすることもあります。
※(ほんと体力がきついときだけ)

4日目は肩トレに入っていきますが記事が長くなってきたので、肩トレから先は明日の記事で紹介していきます。

まずは、胸、背中、脚のトレーニングを参考にしてみて、今の自分のトレーニングメニューに取り入れそうな部分を採用してみてください。

解剖学的にも考えたメニュー構成になっているので、試す価値はありです!

 

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