こんにちは、トレーナーのハタです。
今回は、ダイエットをする上での基本的な知識についてのおさらいをします。
ダイエットをする方にとっては、必須な基本的知識をまとめます。
いま、行なっているダイエットが順調に進まない人はこの記事を読んで体重が落ちるための基本ができているか見直してみましょう。
三大栄養素のカロリー
人間の体を作り動かしている栄養素は大きく分けてタンパク質、炭水化物、脂質の3つです。
この栄養素には体を動かすエネルギー量があり、俗にそれをカロリーと言います。
それぞれのカロリーは以下の通りです。
- 炭水化物・・4kcal
- タンパク質・・4kcal
- 脂質・・9kcal
これら栄養素が合わさり食べ物のカロリーになります。
コンビニなどで、カロリー表示を見るときは、たとえ1つの食べ物のカロリーが低くても、脂質と炭水化物のカロリーの比率が高い食べ物はダイエットに適してないので、この数値を覚えてカロリー比率も意識して食べ物を選ぶようにしましょう。
理想のカロリー比率は、タンパク質3:炭水化物6:脂質1の比率です。
基礎代謝の基本知識
基礎代謝とは、一日何もしていなくとも(ベッドで寝ているだけ)消費するエネルギー量です。
主に、内臓が動いたり筋肉が落ちないように維持したりするためにエネルギーが使われます。
基礎代謝にプラスして、体を動かしたりして消費する活動代謝を総計して、自分が1日で食べていいカロリー総量となります。
- 基礎代謝1200kcal+活動代謝400kcal=1600kcal(1日の代謝量)
ダイエットの基本は、この1日の代謝量よりも摂取エネルギー量を減らすことです。
どれだけ動いて運動をしても食事で代謝量を越えると痩せません。
ダイエットがスムーズに進まない人は、自分がどれだけのカロリーを摂っているのか一度明確に書き出して見ることをオススメします。
タンパク質摂取量の目安
ダイエット中はタンパク質の摂取が大切です。
しかし、どのぐらいタンパク質を摂取すればいいのかたまーに見失うことがあります。
体の筋肉を維持するためには、自分の体重×1gのタンパク質が必須です。
ダイエット中は、筋肉の分解が行われやすい状態にあるので、普段よりタンパク質を摂取しないといけないことを認識しておきましょう。
タンパク質摂取の状況別目安
- 日常平均:体重×0.8g
- ダイエット時:体重×1g
- ダイエット時プラス筋トレ:体重×1.2g
- ダイエット時プラスハードな筋トレ:体重×2g
ちなみにコンビニのサラダチキン1つでタンパク質は約20gです。
1日3食タンパク質を摂取しないと、目標の数値には届かないと思います。
最後に
今回は、ダイエットをする上で基本的な知識をお伝えしました。
SNSでのいろんな知識を鵜呑みにするのではなく、なぜ痩せるためにはこの努力をしないといけないのかをしっかりと認識することによりダイエット効率を上げることができます。
間違って覚えた知識を、自分で「この知識は間違いだ」と気づくことは難しいです。
SNSで得た知識を一度自分で調べてみて、納得してから実際にダイエットに取り入れることをオススメします。