こんにちは、トレーナーのハタです。
豆乳って体にいいイメージがありますよね。
実際に体にいいです。
そして、ダイエットにもいいイメージがありますよね。
それも正しくダイエットに効果的です。
しかし、飲み過ぎてしまうと太る可能性もありますし、ホルモンバランスが崩れる可能性もあり逆に健康を害してしまう恐れがあります。
この記事では、豆乳の効果と、ダイエットや体に良い豆乳の正しい飲みを解説していきます。
豆乳が体に良い理由
豆乳がダイエットや、体に良い影響を与えてくれるのは、以下の4つの栄養素が大きく関わっています。
- 大豆イソフラボン
- 糖の集合体サポニン
- ビタミンEの豊富さ
- オリゴ糖の作用
この4つがホルモンバランスの調整や、体の抗酸化作用、小腸のケアに働き、体に良い影響を与えてくれます。
豆乳のメリットの、この4つを少し詳しく解説していきます。
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは、植物エストロゲンといわれています。
エストロゲンとは、女性ホルモンで女性特有の身体の丸みを作ったり、肌や髪の潤いを保つ、自律神経にも作用して動悸、気分障害にも良い作用を与えています。
30代後半になると、エストロゲンの分泌量が低下してホルモンバランスの乱れが起きやすくなります。
豆乳を飲むことで、大豆イソフラボンが女性ホルモンの役割を担いホルモンバランスを整えてくれます。
また、ダイエットで脂質や糖質を抑えるとどうしても代謝の低下や、ホルモンバランスの乱れが起きやすくなるので、ダイエット中でも食事の制限内で、豆乳を摂取することはオススメできます。
ビタミンEの豊富さ
豆乳にはビタミンEが豊富に含まれています。
- 豆乳と牛乳のビタミンE含有量(200ml)
- 豆乳…1.2g
- 牛乳…0.2g
※1日の必要ビタミンE量…男性8g、女性6g
豆乳はビタミンEが牛乳の6倍含まれています。
ビタミンEは抗酸化作用があり、体を酸化(老化)から守ってくれる作用があります。
肌や髪を綺麗に保ちます。
ウォーキングなどの有酸素運動を行いすぎると、大量の酸素を吸うことから体は酸化しやすくなり、疲労の蓄積などにも関わるので、ダイエット中は豆乳を摂取することはオススメできます。
糖の集合体サポニン
サポニンは、血液中のコレステロール値を下げる働きがあります。
また、小腸で脂肪が吸収される際に、脂肪の吸収を抑制する働きがあるため、肥満予防にも効果的です。
ダイエット中は食事制限や運動により、身体の免疫機能が低下する恐れがありますが、サポニンはウイルスや細菌から体を守る免疫機能を司るナチュラルキラー細胞を活性化する働きがあるため、ダイエット中に豆乳の摂取はオススメできます。
オリゴ糖の作用
豆乳にはオリゴ糖が含まれています。
オリゴ糖は腸内でビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌のエサとなるため、腸内環境を整える効果があります。
また、オリゴ糖は胃や小腸で消化吸収されにくい栄養素のため、食物繊維と同様に腸内の不要物質を吸着し、体外に排出する働きがあります。
その結果、便秘を改善することも期待できます。
ダイエット中の便秘はかなりの人が経験します。
便秘対策の手段として効果が期待できるので、ダイエットにもオススメできます。
これら4つの効果により、豆乳はダイエット中に飲むことがオススメできます。
豆乳の種類
豆乳といっても、大きく分けて3つの種類があります。
- 無調整豆乳
- 調整豆乳
- 豆乳飲料
飲むべき豆乳は、無調整豆乳です。
調整豆乳や豆乳飲料は、飲みやすくするため、砂糖などが入っており気をつけなければ、太ってしまう可能性もあります。
豆乳の効果を最大限引き出す場合は、無調整豆乳を飲みましょう。
ときにはご褒美で、調整豆乳はOKです。
豆乳の正しい飲み方
豆乳は、食事の前に飲むと効果が期待しやすいです。
脂肪の吸収を抑えたり、他飲料水より重く満腹感を得られるため、食事の量を減らすことも期待できます。
加熱しても、栄養素はさほど変わりませんが、急激な加熱は豆乳を分離させてしまうので、料理に使用するときは弱火で加熱しましょう。
飲み過ぎは注意
豆乳は、大豆イソフラボンを多く含んでいるため飲みすぎると逆にホルモンバランスを崩してしまう恐れがあります。
1日に200mlまでとしましょう。
※男性で筋肉をつけたい方は、豆乳を飲まなくても良いです。
エストロゲン量が増えると、男性ホルモンの分泌が抑えられるため。
- 正しい豆乳の飲み方まとめ
- 1日に200mlまで
- 食事の前に飲む
- 調理に使うときは弱火でコトコト
まとめ
最後に、豆乳の飲むことで得られるメリットをまとめます。
- ホルモンバランスを整えられる
- 酸化による老化を防げる
- 脂肪の吸収を抑えてダイエットに役立つ
- 便秘の改善につながる
これらメリットが期待できます。
体に良いことはもちろんのこと、ダイエットにも良い効果が期待できるので、積極的に摂取しても良いでしょう。
ただし、飲み過ぎは太る原因になるので、自分の摂取カロリーの範囲で飲んでください。