こんにちは、トレーナーのハタです。
今回は、筋トレ、トレーニング用語について解説します。
ジムやYouTubeでよく耳にする言葉をしっかりと理解して、
正しい知識を吸収できる環境づくりをしていきましょう。
「これは理解しておくべき」という用語をシンプルにまとめていきます。
筋トレの専門用語
筋肉の働き
ネガティブワーク
筋肉が伸びながら、力を発揮している状態。
例)アームカールで重さに耐えながら腕を下ろしていく。
ポジティブワーク
筋肉に力を入れて収縮させる際の動き。
例)アームカールで腕を曲げて力こぶを作る動き。
エキセントリック収縮
筋肉が収縮方向とは逆に伸ばされながら筋力を発揮するような収縮のこと。
(ネガティブワークと同じ意味)
コンセントリック収縮
筋肉の収縮方向に対し能動的に筋肉が縮むように力を加えること。
(短縮性収縮ともいう、ポジティブワークと同じ意味)
コンパウンド種目
関節を2つ以上使う種目。(多関節種目)重いウエイトを扱える。
例)ベンチプレス、スクワット、デッドリフトなど。
アイソレート種目
単関節種目。一つの筋肉を集中的に鍛えることができる。
例)アームカール、レッグカール、サイドレイズ
チーティング
体全身を使って反動をつけ、重いウエイトを挙げること。
ストリクト
体の反動を使わず、鍛えている筋肉のみの力を使ってウエイトを挙げること。
オールアウト
全体力を使い切ってトレーニングを終えること。
部位でオールアウトできるのが良い。
(大胸筋だけオールアウト、もう力が入らない状態)
オーバーロードトレーニング
毎回のトレーニングで、負荷・刺激を高めていき、筋肉をトレーニングに慣れさせないようにすること。
前回のトレーニングより強度を上げることで筋肉の発達を促す。
オーバートレーニング
適切な筋肉、関節の回復期間を置くことなく、高頻度でレーニングを実施し続けることによって引き起こされる慢性疲労の状態。
筋トレの方法
パーシャルレップ
トレーニングセット終盤で反復限界を迎えても、さらにそこから可能な可動範囲で小刻みな挙上動作を繰り返すこと。
アイソメトリック運動
筋肉を収縮させずに静止させた状態で鍛える運動のこと。
例)体幹トレーニングのプランク
スタティックストレッチ
反動をつけずゆっくり伸ばしていく普通のストレッチ。
バリスティックストレッチ
反動をつけて、伸びる限界まで伸ばすストレッチ。
ダイナミックストレッチ
動作の中で体を動かし伸ばすストレッチ。
部活のウォーミングアップのようなイメージ。
ダブルスプリット
1日に2回筋トレを行うこと。
HIITトレーニング
1セット20秒で全力を出して、酸欠状態にする有酸素運動。
だいたい8セット行う。(EPOC状態にする)
スーパーセット法
拮抗筋をインターバル取らずに、交互に鍛える方法。
例)拮抗筋=上腕三頭筋、上腕二頭筋のセット。
トレイセット法
インターバルを取らず同じ部位で、3種目トレーニングを連続して行う方法。
ジャイアントセット法
インターバルを取らず同じ部位で、4種目トレーニングを連続して行う方法。
レストポーズ法
反復限界までレップを重ねた後、一度ウエイトを置き5秒休み再度限界レップまで追い込む方法。
ナロウスタンス&ナローグリップ
足幅、持つグリップの幅を狭くすること。
オープンスタンス&オープングリップ
足幅、持つグリップの幅を広くすること。
サムレスグリップ
親指を外してグリップを持つこと。
サムアラウンドグリップ
親指もしっかり巻いてグリップを持つこと。
オルタネイトグリップ
1本のバーを持つとき、左右の手を、順手と逆手で違う持ち方をすること。
筋トレの栄養
カタボリック
筋肉に栄養が行き届かず、筋肉を分解している状態。
アナボリック
筋肉内に栄養が供給され、筋合成が行われている状態。
プレワークアウト
トレーニングを始める前の時間のこと。
例)プレワークアウトドリンク
ポストワークアウト
トレーニング後の時間のこと。
例)ポストワークアウトドリンク
BCAA
分岐鎖アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)。
筋肉へのアミノ酸供給が一番速いためトレーニング中に飲む場合が多い。
EAA
必須アミノ酸。筋肉の合成に必要な全アミノ酸が含まれている。プロテインよりも筋肉に早く吸収される。
カーボドリンク
炭水化物を含んだドリンク。
トレーニング中に糖質が不足しないように摂取することが多い。
クレアチン
筋出力を増やしてくれるアミノ酸の一種。
(9回しか上がらないウエイトが、10回上がるようになる)
グルタミン
筋肉の70%を作っているアミノ酸。
一般的に免疫力向上のために飲まれることが多い。
上記がトレーニングをしていて、よく使用される言葉です。
これら言葉を知っておくと、筋トレトークで困ることはないと思います。
新しい知識を身につけ、トレーニング上級者へステップアップして行きましょう。